「魔剤」カフェインの効果と危険性について 

カフェインについて

最近眠くて仕方がない

休日の今日も見事に二度寝して昼からのスタート

休日の4分の1を寝て過ごしたことのもったいなさから早くもテンションが下がる

休日にしてこうなので平日は眠気をこらえるのに必死です

電車の中でも立ったまま寝落ちしそうな勢い

ちょいちょいスマホを落としそうになります(落としたりします)

それでも仕事はしっかりしないといけない為、コンビニでエナジードリンクの「Monster」を買います

www.monsterenergy.com

レッドブルが有名ですが値段の割に内容量が微妙に少ないので私では物足りません

どうせカーレースの姉ちゃんとかCMとかに金使ってんだろと

 

Monsterは緑色の奴が有名で通称「魔剤」などと呼ばれています

www.monsterenergy.com

私の職場ではこれに加えコーヒーが飲み放題です

というかコーヒー一択他は自販機で金出して買わなければいけない

「カフェインとって死ぬ気で働け!」という会社の熱い思いが伝わります

 

そんな中いつものようにMonster空き缶とコーヒーカップを並べながら仕事をしていると同僚から

「あんまこういうカフェインの採り過ぎ良くないですよ」

と言われました

確かに見た目ドーピング感半端ない

まあそもそも生活習慣(睡眠、飲酒)見直せよという話なんですが

本当にエナジードリンクの飲みすぎ、特にカフェインの採り過ぎって体に良くないのか?

気になったので少し調べてみました

そもそもカフェインとは

カフェイン:アルカロイド(天然由来の有機化合物)の1種であり、興奮作用を持ち、世界で最も広く使われている精神刺激薬

含まれている食べ物

・コーヒー飲料、緑茶、ウーロン茶、紅茶、ココア、コーラや栄養ドリンクなどの飲料、チョコレートなど

効果

・中枢神経を興奮させることによる覚醒作用および強心作用(心臓機能の改善)、脂肪酸増加作用による呼吸量と熱発生作用による皮下脂肪燃焼効果、脳細動脈収縮作用、利尿作用などである。医薬品にも使われ、眠気、倦怠感に効果がある

・学習とメモリーに影響し、一般的に反応時間、覚醒、集中、運動コントロールを向上させる

副作用

・不眠、めまい

・摂り過ぎは骨を弱くし、ひどい場合には死亡する恐れもある

・一時的に頭痛を止める働きがある一方で、常用するとかえって頭痛が起こりやすくなる

・非喫煙者でコーヒー、カフェイン摂取量が高いほど膀胱癌のリスクが高くなるとの報告あり

カフェイン - Wikipedia

どんな薬でもそうですが、覚醒作用に伴う様々な良い効果がある一方でなかなか看過できない副作用もあるようです

どれくらいまでなら大丈夫なのか

カフェインを過剰に摂取し、中枢神経系が過剰に刺激されると、めまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠が起こります。消化器管の刺激により下痢や吐き気、嘔吐することもあります。

カフェインの過剰摂取について:農林水産省

お役所がわざわざ注意喚起するのは2015年の事件が関連しているようです

国内初、カフェイン中毒死 エナジードリンク日常的に大量摂取か 

「エナジードリンク」と呼ばれる飲料を日常的に飲んでいた九州地方の20代男性が昨年、カフェイン中毒により死亡していたことが21日、分かった。常用での中毒による死亡報告例は国内初とみられる。

国内初、カフェイン中毒死 エナジードリンク日常的に大量摂取か (1/3ページ) - 産経ニュース

亡くなられた方は深夜帯のガソリンスタンド勤務でエナジードリンクに加え、カフェインの錠剤も日常的に使用していた模様。ただ勤務しっぱなしという訳ではなく、生活習慣的な問題のようです。仕事があるのに寝ないで起きていて勤務前にカフェインでカバーする。俺やん…

 

ここもとカフェイン中毒による搬送もニュースになっています

カフェイン中毒、5年で100人救急搬送 死亡3人
日本中毒学会調査 2017/6/13 19:26
カフェインを多量に含む眠気防止薬や「エナジードリンク」などの清涼飲料水の急性中毒で、2011年度からの5年間に少なくとも101人が救急搬送され、7人が心停止となり、うち3人が死亡したことが13日、日本中毒学会の調査で分かった。15年に死亡例が判明したことなどを背景とした初の全国調査。

カフェインは、一度に1グラム以上を摂取すると中毒症状が出るとされ、激しい吐き気やめまいが起き、心拍数が上がる。心停止に至った7人はいずれも6グラム以上取っており、中には53グラムを摂取したケースもある。

カフェイン中毒、5年で100人救急搬送 死亡3人 :日本経済新聞

カフェインの半数致死量 (LD50) は一般に約200mg/kgと言われているが、個体差があり、5g - 10gが致死量と考えてよい。

カフェイン中毒 - Wikipedia

やはり興奮剤。採り過ぎは当たり前に体に良くないようです

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食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A 〜カフェインの過剰摂取に注意しましょう〜 |厚生労働省

コーヒー60 mg/100 mLがやはり高いですね

少なめの一杯150㎖で90mgというところでしょうか

ちなみに代表的なエナジードリンクは以下の通り

レッドブル:180ml缶/250ml缶:80mg(ノンシュガーも同じ )

モンスターエナジー:355ml/缶:142mg(ノンシュガーも同じ )

参照サイト:https://energydrinkgeeks.com

レッドブルはロング缶でもカフェイン量一緒なんですね

にしてもモンスターエナジーはぶっ飛んでいますね

中毒症状がでる1g(1000㎎)を摂取するには

コーヒー:11杯

レッドブル:12本

モンスター:7本

まあよっぽど飲み過ぎても中毒にはならなさそうですね

たぶん気を付けるべきはカフェイン錠剤

先に紹介した中毒で搬送された101人のうち、95%がカフェイン入りの錠剤を大量に口にしたことだったとのこと

カフェイン錠剤

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海外の輸入品が簡単にAmazonで見つかりましたね

てか安すぎませんか

内容量

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https://www.amazon.co.jp/ProLab-750902102226-カフェイン-100錠【海外直送品】-並行輸入品/dp/B0147JMTF8

一錠当たり200mgのカフェインが入っている模様

5錠で中毒、25錠で最悪致死量に達しますね

こんなん売ってていいんかいな 

カフェイン中毒の広がり

先に引用した触れましたが特に若者の間でカフェイン中毒が急増している模様

www.nhk.or.jp

こちらの記事はかなり身につまされます

なかなか所得が伸びない中、頑張って働く人や受験戦争に勝ち抜くために無理をしている人が多いということなのでしょうか

いくつか内容を引用します

真中玲さん(仮名・28)(カフェイン中毒経験者)
「そんなに疲れなくなります、これを飲むと。歩いても歩いても。まだいけるなって感じがします。」

東京福祉大学 教育学部 栗原久教授
「(カフェインは)我々にとっては、ある意味薬物なんです。今のエナジードリンクやカフェイン含有のドリンク剤については(安全性の評価を)ほとんどやっていないのが現状です。これはやっぱりやるべきですね。」

松本俊彦さん(国立精神神経医療センター薬物依存研究部部長)

まず、カフェインがもたらしてくれる元気というのは、元気の前借りなんです。そこで一時的に元気が出たあとに、そのあとに2倍、もしくは3倍の疲れを体験してしまいます。そして、その疲れた部分をさらに元気を出すためにカフェインを使う、という泥沼になってしまう。

人は誰しも、さまざまなプレッシャーの中で、自分のパフォーマンスに不全感を持ちながら生きているわけです。カフェインというものは、一時的にそういった不全感に夢を与えてくれます。いわば、人の弱みにつけ込んでしまう部分がある。やはりカフェインを乱用してしまう人の背景、生きづらさ、しんどさ、そういった社会的な問題もあるんではないか。そこにも我々は目を向けていく必要があるのかなと思います。

最後の松本先生の言葉は身につまされますね

カフェイン自体は別に元気を与えてくれるのではなく、元気を前借するもの

どこかでそのツケは返さないといけない

安易な方法での解決でなくもっと何で飲まないといけないほどの状態に至ったのか、根本的なことを考える必要があると思います(自戒)

まとめ

・ この前丸の内で18時くらいにモンスターの試供品配ってた(お察し)

・カフェインは元気の前借り

・若い時の請求書が40代になると来るそうです

・場当たり的でない本質的な解決策を

 

ではでは