カフェで起きたイスラム教徒へのヘイトスピーチ騒動とアンコンシャスバイアス(無自覚の偏見)について

またまたカフェの話 

昨日スタバについて投稿したばかりですがまた気になるTwitterが

Youtube

Coffee shop refuses service to man making Islamophobic comments - YouTube

何となく胸糞悪いクソじじいがわめいているなという印象を持たれるかもしれませんが大体それであっています

舞台は米カリフォルニア州リバーサイド(Riverside, California)にあるカフェ

Coffee Bean & Tea Leaf(画像は別店舗)

The Coffee Bean & Tea Leaf - Wikipedia

撮影者と思われる女性はイスラム圏の女性の方が着用される「ヒジャブ」というスカーフをしていたそうです

ヒジャブ

ヒジャブ - Wikipedia

やり取りは以下の通り

おっさん(以下お):"I said "Is it Halloween or something?"

「「ハロウィンか何かか?」って言ったんだ」

女:"Why did you say that?" 

「何でそんなこと言うの?」

お:"Why wouldn't I?" "Why wouldn't I?"

「何でだと?何でだと?」

女:"Why did you say that?"

「何でそんなこと言うの?」

お:" Because I want to"

「そりゃ言いたいからだ」

女:"Why? What's the problem with me?"

「なぜ?何か問題なの?」 

お:"I don't know, you tell me what's wrong with you,"

「何が問題かなんて知らねぇよ。」

女:"Do you know I'm a Muslim?"

 「あなた私がイスラム教徒って知ってるの?」

お:"Yeah,I do."

 「ああ、知ってるさ」

女:"What’s the problem with you that?."

「それが何か問題でも?」

お:"No. I don't like it. How's that?"

 「別に。ただ嫌いなだけだよ」

女:"Why?"

 「なぜ?」

お:"I don't like your religion, it says to kill me — and I don't want to be killed by you. How's that?"

 「お前の宗教が嫌いなんだよ。それは私を殺すよう教えている。俺もお前に殺されたくないからな。」

女:"Are you scared at me?"

「あなた私を恐れているの?」 

お:"No!"

「全然」

女:"Have you read the Koran?"

 「コーラン(イスラム教の聖典)読んだことあるの?」

お:“Yes,I read enough of it.”

「ああ、十分読んだよ」

 女:"You read the Koran? Are you a christian?" 

「コーラン読んだの?あなたキリスト教徒?」

お:"Absolutely" 

「もちろんだ」

女:“If you are a christian, what's you talking about your bible?”

 「キリスト教徒なら、聖書のどのことについて喋っているの?」

お:"Bye,Bye.I don't talk to you." 

「しっしっ(会話を遮る)、お前と話したくない」

お:"I don't have any kind of conversation with idiots."

 「俺は馬鹿とは会話しない」

女:"You are commiting hate speech against me!."

 「あなた私に対してヘイトスピーチしているわ!」

周囲の客:"Get out of here! F---ing racist!" 

「出てけよ、クソレイシスト(人種差別主義者)」

お:"F--- you." 

「なんだとくそったれ」

誰か:"Shut the f--- up." 

「黙れくそったれ」

 

この辺ピーばっか

(中略 おっさんと店員が揉める)

(店員さんはスーパーバイザー(シフト管理責任者)とのこと)

おっさんが店から出ていく

 

女:“Why are you not serving him?”

「なぜ彼に(商品を)提供しなかったの?」

店員:“Because he is disrupting a public place and being very racist,” 

「なぜなら彼は公共の場で騒いで、すごくレイシストな振舞いだったからです」

女:"Thank you" 

「ありがとう」

元動画は240万回再生されています

気分を悪くされたらすみません

 

最後のスーパーバイザー(店員)の決断はすごいと思います

明らかにヘイトスピーチとわかっていても後で叩かれるリスクを冒して商品提供を断ることはそうそうできるものじゃない。カフェ運営のThe Coffee Bean & Tea Leafは以下のようにコメントしています

The Coffee Bean & Tea Leafはお客様、従業員、及びビジネスが健全で安全であることに全力でコミットしています。

私達はどのような形の差別に関しても寛容ゼロのポリシーを持ち、どんな人でもお客様や従業員をどのような形であれ危険に感じさせるようなことをする方にはサービスをお断りする権利を有しています。

"The Coffee Bean & Tea Leaf is fully committed to ensuring the wellness and safety of its customers, team members and business,"

"We have a zero-tolerance policy when it comes to discrimination of any kind, and have the right to refuse service to any person who makes customers or team members feel endangered in any way."

Viral footage shows man insulting Muslim woman at coffee shop - Business Insider

言ってみれば当たり前ですがこれをとっさに実行できるのは凄いですね

おっさんに関して

初めの「ハロウィンか?」みたいなのは完全悪意をむき出しで、初対面の人にそのようなことを言われて向けられた女性にとってはさぞかし恐怖であったろうと思います

追い出されて当然と思います

 

ただ例えばですが、おっさんの子供が、恋人がイスラム過激派のテロで亡くした人であったらどうなのかとか考えたりします

もちろんテロリストとその人は関係無いと理屈ではわかりますが、いざ自分がその立場に立たされた時に感情を処理できるかわかりません

嫌味の一つでも言いたくなる気持ちもわからなくもない

 

偏見について

私の会社では外国籍のメンバーも多く、多様性に関して繰り返し研修等の働きかけが行われます

その中でこんな例えばなしがありました

ある父親とその息子がドライブ中に事故に遭ってしまいました

父親は搬送中に死亡

息子も意識不明の重体で緊急病棟に運ばれました

一刻も早い外科手術が必要です

 

手術室に入った担当外科医はその患者を見るなり

「この患者は私には手術できない。なぜなら彼は私の息子だから」

と言って手術を辞退した。

なぜそのようなことが起きたでしょうか?

というもの

私は実は答え知っていたのですが初め聞いたときはわからなかったです

 

 

答えは担当外科医は患者の母親だったというものです

有名な例えなのでご存知の方も多いかもしれませんが、他の正解パターンとして

LGBTの同性カップルの養子というパターンは少し意外でした

 

無意識の偏見(アンコンシャスバイアス)

私たちは無意識のうちにこれはこうあるものと思い込んでいます

例えば外科医は男性というように

無意識の偏見(アンコンシャスバイアス)というそうです

考えてみたら「女医」という言葉もおかしいですよね

「男医」という言葉は使われないのに。

何か例外なケースという響きさえあります

 

無意識だけにたちが悪い

差別してる自覚がないから

実家にて

実家に帰った時の話で私の母親が、親戚の子がベトナム人とか中国人とかと同じくらいの給料で働いていてかわいそうと嘆いていました

 

もちろん母親は普段から本当に優しくて人格者であるとは思っていますけどこの点に関しては少し悲しくなりました

同じことやっていたら当たり前に給料も同じだろうに

 

悪意なく、外国籍の人を自分たちより格下だと思い込んでいる

かつての私もそうだったかもしれないし今もそうかもしれない

 

差別なんてする人なんてありえないと思わず、

自分も差別する人になりえる。無自覚に人を傷つける可能性があるという自覚を持って日々考えながら生きたいと思いました

 

まとめ

・テンパらずに冷静な対処を

・正しいことはためらわずに

・色んな立場を想像する習慣を

・無自覚を自覚する

 

ではでは