地方でも一大ブーム?黒いうわさを押しのけて時価総額8600億 仮想通貨「ADA(CARDANO)」について

私は隙あらば地方の実家に帰るのですが、地元の幼馴染の間ですら今や仮想通貨ブーム

FXで何十万儲けたーだの、東京で何かいい情報ないのかーなど。

「いや知らんがな(´・ω・`)」としか言いようがないですが、

その中で気になったのが

エイダコインって知ってる?」

というくだり。

その頃はあまり仮想通貨のことも調べていなかったこともあり、

「知らない、何それ?」と聞き返しましたら、なんでも

「有名な○○がイーサリアムの開発の後に開発した仮想通貨」

「海外の取引所でしか買えなくてこれから日本の取引所に上場する予定があり、そうしたらこれから絶対上がる」

とのこと。

ア〇ウェイ始めネットワーク系商材及びキャッチなどの引き率には定評のある私でしたので、

うっっさんくせぇ

SCAM(詐欺)っぽいな」

というのが第一印象。そんなコイン「ADA」及びプラットフォームとしての「CARDANO」について調べました。(最悪の導入)

ADA(CARDANO)とは

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https://www.cardanohub.org/en/home/

概要

現在価格

 

時価総額約8600億円(2018年3月2日現在)

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https://coinmarketcap.com

時価総額7位!!すげぇけどこんなのあったたっけ?と思いましたら

Cardanoというのがブロックチェーンプラットフォームの名前

ADAというのがプラットフォーム上の専用通貨の名前のことらしい。

流出事件のあったNEMのプロジェクト名:NEM 仮想通貨名:XEM

という区分けに少し似ていますかね。続けます

リリース(取引所上場)2017年10月(遅め。理由あり後ほど)

目的:

カルダノは「30億人の財布」を作ることを目標に掲げている。30億人とは国家によって身分が保証されていない人々の数であり、彼らは銀行口座も持つことができない。そのような人々が自分の資産を守り、貯蓄する事ができるようにするということが、「30億人の財布」の意味するところである。

https://ja.wikipedia.org/wiki/カルダノ_(ブロックチェーン)

wikiからの引用で恐縮ですが、内容を見る限り多くの人の決済手段として幅広く普及されることを目的としているようです。公式HPにも以下の通り書かれていました

Cardano のビジョンは新しいコンピューティングスタイルが平等な金融サービスへの自由なアクセスを実現し、より良い金融包摂をもたらすことです。

https://www.cardanohub.org/ja/what-is-cardano-2/

金融包摂って言葉がわかりずらいですがようは取り込むということですね

確かに世界で見れば日本みたいに誰でも銀行口座を持っているような国は少数派で、多くの国では銀行口座を持てず、将来の為の貯蓄が出来なかったり、起業の為の融資が受けられなかったりしてるというのは問題となっております。

その解決を目標としているようです。目指すは「30億人の財布

壮大なプロジェクトですね。その目的の達成のための手段として当初考えられたのがオンラインカジノのチップとしての利用。

目的の達成にはカルダノの幅広い普及が必要となる。その手段として目をつけたのは「ゲーム」である。カルダノ上でゲームがプレイできるようにして、その専用通貨ADAをゲームの参加者間でやり取りされるカジノのチップのような位置づけに置くことで、その普及を目指した。

しかし現在HPにはカジノでの普及についての記述が消えている為、ゲーミング使用目的から広く世の中に普及させるという本来の目的に舵をきった模様。確かに30億人の財布を目指すならギャンブルチップとして普及させるという発想はおかしい。

そんな人たちカジノとか行かんやろ。普通。

開発者カルダノ財団、IOHK(Input Output HongKong)

ややこしいのですがカルダノプロジェクトには3つの関連団体があり、役割が違います

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https://www.cardanohub.org/ja/team-2/

・カルダノ財団(Cardano Fundation):監督、教育機関

・IOHK(Input Output HongKong):プラットフォーム設計、構築、管理

・Emurgo:アプリケーションの支援、統合、育成

簡単に言うと

・カルダノ財団(Cardano Fundation):経営

・IOHK(Input Output HongKong):技術者

・Emurgo:営業、広報

といったところでしょうか

特徴:開発者にブロックチェーン業界の有名人関与

チャールズ・ホスキンソンという天才数学者が開発にあたったとされています

上のIOHKの創業者にしてCEO(最高経営責任者)でもあります

Charles Hoskinson

twitter.com

なんでもこの人色々とすごい人らしく

・世界第二位の時価総額仮想通貨「Ethereum」の開発にも関与

・IOHK含む三つの暗号通貨関連スタートアップの立ち上げ経験

・ビットコイン財団教育委員会の創設議長

・総資産数百億円以上

とのこと。Ethereumと言えば私の中ではVitalik Buterinヴィタリック・ブテリン)なんですが…チームの一人だったのでしょうか。

VitalikButerinProfile.jpg

https://en.wikipedia.org/wiki/Vitalik_Buterin

チームから追放されたなんて噂もあり、胡散臭い感じがちらほら

取引承認アルゴリズム(マイニング)PoS(ウロボロス)

ADAはウロボロスという独自のマイニング方式を採用しています。

PoSとのことなので、保有量に応じて取引承認権限が強くなるような仕組みのようです

ビットコインのPoW(Proof of Work)より省エネ、大規模取引でも対応可能などといった利点からEthereumでも移行予定のマイニング方法です。

HPでそれについて以下のように書かれています。

Cardanoはウロボロスと呼ばれる革新的なプルーフオブステークアルゴリズムを使用しており、個人ノードがネットワークの意思決定プロセスに関われるようになります。アルゴリズムはAdaをサポートする上で欠かせないインフラであり、ブロックチェーン技術において革新的なイノベーションです。ウロボロスはエネルギーを大量に消費するプルーフオブワークプロトコルを一新するもので、これは今までブロックチェーンをより幅広くスケールするための障害となっていました。IOHKのチーフサイエンティストであるアゲロス・キアイアス教授率いる研究チームによって設計され、学会にて査読を受けています。ウロボロスはその証明可能安全性を初めて科学的に証明したプルーフオブステークプロトコルです。ウロボロスのセキュリティのレベルはビットコインのブロックチェーンと比較して行われ、微塵の妥協もしていません

なんか若干胡散臭くなってきたぞ。革新的なイノベーション、よくわからん教授、微塵の妥協もしていません等々。

HPの他の技術的な部分に関してみますとほのかにそんな感じも

Cardano は科学哲学から派生した初のブロックチェーンプロジェクトで、世界屈指のブロックチェーン研究者とエンジニアから成るグローバルチームにより開発された唯一無二のプラットフォームです。使用する技術は何百万人ものユーザーが使用できる高いセキュリティ、柔軟性そしてスケーラビリティを持つものでなくてはならず、これまで各分野の最先端を担う専門家たちが尽力しアイディアを考え抜いてきました。エアロスペースや銀行といったミッション・クリティカルなシステムに適用されたこの構想は暗号通貨の世界にも及ぶこととなり、我々のプロジェクトで初めて実現に至ったと信じております。

https://www.cardanohub.org/ja/what-is-cardano-2/

世界屈指、唯一無二、最先端を担う、ミッションクリティカル(?)

抽象度が増してきました。余り技術的な話をしても一般人には理解できないということかもしれませんが、自画自賛の美辞麗句が多く誤魔化し感が。

これだけだとあれなのでちょっと技術的に突っ込んだ資料も見てみました。

White paper

https://eprint.iacr.org/2016/889.pdf

 

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…あかんやつや(^ω^) めっちゃΣ出てきやがる。

数3C で挫折した私には技術的な検証は無理そうです。すみません

数式を仮にクリアしても英文ぎっしり54pあるのでよっぽど暇を持て余している数学者でないと読むのは難しいのではないかと。

何とも言えないですが、実際8000億以上を問題なく稼働させているわけなのであながち技術的な裏付けがないとも言えなくはないかも。

ADAにまつわる噂

今までいくつかの仮想通貨を調べてきましたが、ADAは抜群に評判悪いです。

もとい熱狂的な信者アンチに分かれる様子。主な噂をまとめます。

1.プレセールがなぜか日本のみ&代理店バックレ疑惑

仮想通貨は広まって初めて価値が生まれるものなので、新規の仮想通貨を立ち上げる際には取引所で誰もが買えるようにする前に事前に希望した投資家に配布するプレセールというものを行います。これは大概どの仮想通貨もやることなのでそれ自体全く問題はないです。

気になるのはそのプロセス。

新興国の銀行口座が持てない人へのプラットフォーム

不公平感の少ないオンラインカジノのトークン  

という目的がADAコインのそもそもの存在意義のはず。

その最初の募集が

・ADAコインの誕生となんの関係もなく

・18歳以上の国民の97%が銀行口座を持ち、

・ギャンブルが法律で厳しく取り締まられている日本

 

 

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うんちょっと金の匂いがしてきましたね。

そしてそのプレセールの取りまとめをしていたのが、アテインコーポレーションという会社

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(悪口ばっかいうのもあれですがスライドのフォントも絶妙に安っぽくて、

 胡散臭さ倍増していますね。私だけでしょうか?)

まあともかくこのアテインなんですが全国各地でプレセールのセミナーを開催していたらしいのですが、今はググってもHPが確認できません。

株式会社アテインコーポレーション | セミナー情報.COM

情報によるとプレセール直後に事務所は閉鎖されたそう。

買った人はパニックでしょうね。逃げたと噂されたようです。

2.売り手と売り方の問題

こちらの方が積極的に販売を推進していたとのことです

泉忠司 オフィシャルサイト~あらゆる分野で頂点を取り続ける泉忠司~

…何も言うことはありません。お察しをお願いします。

わからなければぜひ名前をググってみてください。。。

またプレセールの一部でネットワーク方式の販売も行われたそうです。紹介したら「子」になり「孫」「ひ孫」の売り上げの何%が~とかという例のやつです。ありていに言えばねずみ講というやつです。ア〇ウェ…(自主規制)

3.いつまでたっても上場しなかった

プレセールが2015年9月でもともと2016年12月に公開する予定だったとのこと。

それが上でご説明しました通り上場は2017年10月複数回延期になったとのこと。

およそ2年越し。上記の通りの販売方法で買った人は不安だったことでしょう。

でもまあ結果として、あくまで結果としてですが仮想通貨取引所Bittrexに無事上場

上場時最高で40倍の高値を付けました。現在は最高値より少し下がってきましたが、プレセール時価格1ADA=約0.3円であったことを考えると100倍以上になっています。

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https://www.coingecko.com/ja/相場チャート/カルダノ-エイダコイン/jpy

ぶっちゃけどんだけ怪しい奴が売った怪しいものでも儲かれば関係ないですよね

 

注:ADA(CARDANO)プロジェクトには胡散臭い(個人的意見)部分の他にも機能として画期的なすばらしい部分も多く見られましたが、今までの個人的経験(トラウマ)からこのような経緯のある通貨にあまり興味が持てませんでしたので(あとめんどくさい)ご興味のある人は恐縮ですが、人間の出来ている公平中立な他のブログ等もぜひご参照ください。。。

まとめ

・ADA(CARDANO)プロジェクトは技術的な面は(思ったより)しっかりしてる

・ただ売り方とプロマネがダメ

・儲かれば文句はない。儲かれば。

・久しぶりに連絡の来た女の子に渋谷に呼び出された場合は疑え

「金持ち父さん」を語りだしたら絶対奢らず席を立て

 

思い出したっちゃたじゃないか。

あいつは絶対許さん。

 

 

ではでは