投資の神様は何を見ているのか。ウォーレン・バフェットについて

先週の株式相場について

2月初旬の大暴落からやや落ち着いたとは言え、株価は乱高下が続いています。

日米株価

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出所:日経新聞

日米株価比較(赤日経平均青NYダウ)縦軸上昇率(%)

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出所:マネックス証券

先週末の終値が

日経平均:21,892.78(+156.34)(+0.72%)

NYダウ:25,309.99(+347.51) (+1.39%)

上がったとはいえまだまだ暴落の半分戻そうかというくらい。

日本の投資家は逆張り(下がったところで買いに向かう)タイプが多いそうなので積極的に買いに行っているみたいです。資金余力があれば買いたいのですが…悔しい。。。

懸念材料の米国金利(10年国債金利)も3%に到達しようという勢いです。

今週FRB(アメリカの中央銀行)のパウエル総裁が議会証言(27日)をするようなので、就任早々どのような発言をされるか注目されるところです。

米国金利推移

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出所:日経新聞

先の見えない状況の際に頼りたいのは先人の教え

今回は投資の世界では知らない人はいない伝説の投資家「ウォーレン・バフェット」と最近の発言について調べてみました。

ウォーレン・バフェットとは

投資の世界では有名な人なのでご存知の方も多いはず。

その発言は世界の投資家からも注目され、先月1月10日には仮想通貨に関して、

一般論として、仮想通貨はほぼ確実に悪い結果になる

と発言したことが1月末の仮想通貨暴落の一つのきっかけでは?と囁かれたのは記憶に新しい。そのバフェットさん。簡単に経歴などを並べます。

概要

・誕生:1930年8月30日(87歳)

・肩書:世界最大の投資持株会社バークシャー・ハサウェイの筆頭株主兼会長兼CEO

・総資産:780億ドル(約8.3兆円)世界第3位の資産家

・初めて株を買ったのは11歳

・初めて所得税を納税したのは13歳

・資産の99%を慈善活動に寄付すると明言

・総額320億ドル近くを今まで慈善活動に寄付

凄まじい資産額ですね。タイの国家予算と同じくらいの規模らしい

投資を始めたのも小学生ですか。大学生の時には確定申告もしていたみたいです。

相続資産もほとんどないとのことで、投資家として一代で築き上げた資産額としてはトップじゃないでしょうか

ちなみに他の資産額上位陣は以下のような面々。三位(上段中央)がバフェットです

 Forbes400(世界の資産家ランキング)

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https://www.forbes.com/forbes-400/#49a725b97e2f

バフェットが経営するバークシャー・ハサウェイがバフェットが買収した繊維会社で現在は投資会社なのに対して上位陣左から、

1.ビル・ゲイツ:マイクロソフト創業者

2.ジェフ・ベゾス:アマゾン創業者

4.マーク・ザッカーバーグ:フェイスブック創業者

5.ラリー・エリソン:オラクル(ソフトウェア第3位企業)創業者

世界的企業の創業経営者ばかりですね。投資中心でここまで資産を増やすのはすごい

まさに世界一の投資家と言っていいのではないでしょうか。

バークシャー・ハサウェイについて

企業としてはたまに聞きますが何やっている企業というのがあまりピンとこない企業ですので調べてみました。

・もとは繊維会社(かつて全米のスーツの裏地の半分を生産)

・現在は持ち株会社として60以上の子会社を保有。

・株式会社の形をとった投資ファンドと言われている。

 子会社のほか保有している株式は以下

バークシャー・ハサウェイ保有株式一覧(抜粋)

 


Symbol

Holdings

Mkt. price

Holding value

Stake

American Airlines Group Inc

AAL

46,000,000

$53.39

$2,455,940,000

9.61%

Apple Inc.

AAPL

165,333,962

$175.50

$29,016,110,331

3.26%

American Express Company

AXP

151,610,700

$98.80

$14,979,137,160

17.47%

Bank of America Corp

BAC

679,000,000

$32.03

$21,748,370,000

6.60%

Bank of New York Mellon Corp

BK

60,818,783

$56.90

$3,460,588,753

5.94%

Costco Wholesale Corporation

COST

4,333,363

$189.81

$822,515,631

0.99%

Delta Air Lines, Inc.

DAL

53,110,395

$53.46

$2,839,281,717

7.45%

General Motors Company

GM

50,000,000

$40.91

$2,045,500,000

3.52%

Goldman Sachs Group Inc

GS

10,959,519

$266.77

$2,923,670,884

2.91%

International Business Machines Corp.

IBM

2,048,045

$155.52

$318,511,958

0.22%

Johnson & Johnson

JNJ

327,100

$132.02

$43,183,742

0.01%

Kraft Heinz Co

KHC

325,634,818

$69.02

$22,475,315,138

26.72%

The Coca-Cola Co

KO

400,000,000

$44.04

$17,616,000,000

9.39%

Southwest Airlines Co

LUV

47,659,456

$57.99

$2,763,771,853

8.11%

Mastercard Inc

MA

4,934,756

$175.76

$867,332,715

0.47%

Procter & Gamble Co

PG

315,400

$81.05

$25,563,170

0.01%

U.S. Bancorp

USB

87,058,877

$55.49

$4,830,897,085

5.25%

Visa Inc

V

10,562,460

$122.93

$1,298,443,208

0.47%

Verizon Communications Inc.

VZ

928

$48.29

$44,813

0.00%

Wells Fargo & Co

WFC

458,232,268

$59.17

$27,113,603,298

9.31%

Walmart Inc

WMT

1,393,513

$92.89

$129,443,423

0.05%

TOTAL

 

3,092,003,178

 

$186,884,404,775

 
           

https://www.cnbc.com/berkshire-hathaway-portfolio/

有名なものだけ抜き出しましたのでほんとはもっとたくさんあります。銀行、カード、航空などが目立ちますね。誰もが知っている世界的大企業が多いようです。

バフェットの格言に「リスクは自分が何をやっているかよくわからない時に起きる

というものがあり、まさに事業が比較的わかりやすい企業を選んでいるように思えます

またやはり気になったのはコカ・コーラ(9.39%)。1988年から買い始めてその時の価格が一株当たり$2.45、昨年末(2017年12月31日時点)$45.90なので18.7倍。 

凄まじい収益率ですね。バフェットの信条の長期投資の真骨頂です。

「50年経ってもみんなが欲しいものを作っているか」というのを投資の判断基準にするそうです。確かにコーラは今後も飲まれ続けそうな気がします。

また個人的にもコーラが大好きで一日5本飲まれるそう。大丈夫かよおじいちゃん…

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https://www.businessinsider.jp/post-106299

「株主への手紙」について

バフェットは年一回バークシャーの株主へ向けてメッセージを発信しており、毎年世界中の投資家からその内容が注目されています。

私英語には多少覚えがありますのでちょっと読んでみようかと思いましたら、英文ぎっしり16ページもあってちょっと骨が折れそうなので気になったところを少し。

時間があればまたつぎ足します。

(原文:http://www.berkshirehathaway.com/letters/2017ltr.pdf

1.現金はあるけど今は買える会社がない

バークシャーは昨年比34.2%増の$1160億ドル(12兆5000億円) を保有しているそうだが、企業買収の為の資金だが、適正な買収価格にある企業が見つからない

2.債券は高格付けでもリスクになりえる

意訳:年金基金は保守的な個人など長期的な投資家にとって自身の保有割合の債券比率で投資リスクを判断することは大きな間違いである。保有ポートフォリオ中の格付けの高い債券はリスクを増大させる。

3.アメリカの株式市場は希望あり

意訳:

バークシャーが所有する株式はビジネスへの期待で所有しているのチャートパターンやアナリストやメディアの専門家の「ターゲット価格」によるものではない。

全体として、時間が経つにつれまともな結果が得られるはずです。

アメリカにおいて株式投資家は追い風を受けている。

 

1ドルの価格のものを40セントで買う」という言葉に表されるように割安株投資が基本のバフェットなので現在の価格はやや割高に映っているようです。しかしながら高格付け債券よりアメリカ株投資に対して前向きな様子もうかがえますので今回のように少し調整が入ったところで動かれるかもしれないですね。

まとめ

・乱高下に惑わされず投資しましょう

・無理に起業しなくてもタイの国家予算くらいは稼げる

・市況はそんなに悪くない

・食べたいものを我慢してても長生きできない。

 

ではでは

 

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