コインチェック事件用語まとめ NEM、ハードウェアウォレット、ホワイトハッカー

色々事情があり今回のコインチェック事件含め最近の仮想通貨事情を追っているのですが、NEMだの、ハードウォレットだの、ホワイトハッカーだのあまり耳慣れない言葉がここもと増えてきましたので、これを機に整理の為一部まとめました。

個人的に気になった点を詳しく。

1.NEM

今回盗まれちゃった通貨。現在も盗まれた日本円換算で500億円以上のNEMは換金されることなく犯人のアドレスに保持されているそう。日本のコインチェックだけで26万人も保有者がいる。どんな通貨?

 

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(出所:https://coinmarketcap.com

・現在時価総額10位(7444億円、2018年2月1日現在)

・ちなみに西武鉄道などの西武ホールディングスの時価総額は7458億円(2018年2月1日現在)

・名前はNew Economy Movement(新しい経済運動)の略称

・その名の通り新しい経済圏の創出を目標としてはじまった仮想通貨プロジェクト

・通貨単位:XEM(ゼム)(紛らわしい)

・総発行量:8,999,999,999XEM(約90億、有限)

・今回盗まれた5億2300万XEMは全体の約5.81%

・公開日:2015年3月31日(3年で時価総額7000億越えとか…)

・新規発行プロセス:新規発行無し。既に投資家にすべて分配済み。

ハーベスティング(収穫) というある一定の要件を満たした上で、NEMのネットワークに参加(取引)している人に対して報酬を払う仕組み

・ジョジョ第4部が浮かんだ人は友達になれそう

・要はNEMたくさん持っていたら自分の保有分が値下がりするの嫌だから悪いことはしないし、ネットワーク維持に協力してねということのよう。

・東京都渋谷にnem barというバーがあり(2017年12月7日オープン)カッコいい!

nembar.tokyo

2.ハードウェアウォレット、ペーパーウォレット

ホットウォレットというネットにつながってる場所に500億円も置いておいたため、ものの20分程度で全額抜かれてしまった今回の事件。

友人もハードウェアウォレットをネットですぐに購入したそう。正規品は売り切れ続出だとのこと。どのようなもの?

ハードウェアウォレット

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Trezor

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Ledger NanoS

・USBのような外観のデバイス

・だがUSBみたいに仮想通貨データをその中に保管する訳ではない

暗号化された秘密鍵(文字列)が入っている

・壊れても別途秘密鍵を書き留めていれば復活可能、書き留めてなければ無事死亡

・秘密鍵があると仮想通貨を動かせるので、物理的に切り離せるという安全策

・仮想通貨取引所に預けている状態というのは取引所の秘密鍵を借りているような状態

 

ペーパーウォレット

 

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(出所:http://www.tottemoyasashiibitcoin.net/entry/2017/09/27/211845)

・ハードウェアウォレットと同じく秘密鍵を物理的に印刷するもの

・専用サイトで生成し、取引所から仮想通貨を送付

・セキュリティ上一回きりの利用が好ましく、長期保管向き

・ハードウェアウォレットは高い(1万円以上)がこちらは安価

火災があると詰む

3.ホワイトハッカーJK

・NEMの補足の為、ほぼ徹夜で頑張っていただいた方

・細かい仕組みは私もわかりませんが、犯人のアドレスに補足用のプログラミングを投げ込み、送付された先が盗難NEMだとわかるようにラベリングしてくれている

・その為、犯人は盗んだNEMをどうしようもできず手持っている状態

・ツイッター名の「JK17」からネットで女子高生ホワイトハッカーか?みたいな噂が流れたが正しくは「自宅警備員17年目」という意味らしい。

・ありがとう。でも夢を返せ。

 

週半ばはつらいですね。今週末はまた雪が降りそうなくらい寒いそうです。

週末にでももう少し調べて書き加えます。

ではでは