マイナスはプラスかマイナスか 仮想通貨取引所「マイナス手数料」について

寒いですね。

あんだけ一昨日降りましたが、都会の妖精さんたちのおかげか

都市部の主要なところでは昨日の昼前にはあらかた除雪が終わったようです。

降っている時はきれいきれいとインスタ映えした雪も、道路の脇に寄せられ

排気ガスと砂埃にまみれ女子たちに汚物のように見られているのを見ると

何だか少しかわいそうな気がしなくもない。

 

今週はこの冬一番の寒気が流れ込むとのことで。

首都圏でも最低気温マイナスの一週間になるとのこと。

weathernews.jp

「この冬一番何回」あるのでしょうか。

そんなこと言ったらこの冬一番会社行くの辛いです。連日更新中。

 

 

さて私の本職は金融系でして関連した話を少し。

マイナス手数料というのはご存知でしょうか。

 

お手を煩わせたことに対してお金を請求するのが普通の手数料ですが、

このマイナス手数料、

お手を煩わせた上、その人にお金をあげちゃうというシステム

 

ちょっと何言ってんのかわかりづらいですよね。

具体的には最近何かと話題の仮想通貨取引所の一つ

「Zailf」というところが行っているサービスになります。

zaif.jp

2018年1月24日時点ではBTC/JPY(ビットコインと日本円の取引)

BTC/JPY:maker手数料 : -0.05%、taker手数料 : -0.01%

makerは注文を入れた待ちの売買、takerが積極的に注文取りに行く売買です。

 

 例えば500,000円の買い注文が通った場合、500,000×0.0005=250となり

250円の手数料が貰えるとのこと。

 

corp.zaif.jp

 

何のためにそんなことをやっているのか?そんなのやってけんの?

という感じですがそこはちゃんと企業もわかっていまして、

しっかりと利益が出る仕組みになっているようです。

 

あくまで個人的推測ですが、以下の狙いがある模様です。

 

1.顧客(他社利用顧客含む)を呼び込む。(宣伝効果)

日本では仮想通貨取引所は登録制になっていますが、

既に10社以上が登録を完了し他も複数社登録申請中です。

現在世界のビットコイン売買の取引通貨の4割は日本円で、仮想通貨大好き日本人を

少しでも多く取り込むため各社しのぎを削っています。

その中で他社を出し抜くためには多少奇抜なことをしないと難しい。

「取引するだけお金を貰えます」は見た目かなりのインパクトです。

仮想通貨取引所に口座を開くのは書留郵送での住所確認、本人確認提出など

超めんどくさいですから背中を押さないとなかなか人は動かない。

 

2.呼び込んだ顧客に他の通貨ペアを売買させる。

Zaifはアルトコインと呼ばれるビットコイン以外仮想通貨

取り扱いが比較的多い取引所です。

先ほどビットコインの手数料はマイナスとご紹介しましたが、

アルトコインはしっかり0.1%取ります。(taker)

FX(外国為替交換業者)が0.数銭とかのスプレッド(手数料)で

やっているのを見るといささか高い印象を受けます。

(取引量が少ないのである意味しょうがないのですが。)

 

現在ビットコインは値段の高騰で1ビットコイン100万以上しますので、

高い!と感じる人も多いようです。(最も小数点8桁まで買えるので見た目だけです)

またこの相場上昇に乗り遅れた!悔しい!と感じる人も多く、

ビットコイン以外で巻き返しを図ろうと画策している人もいるものと思われます。

(※5000万人くらいが同じこと考えています。無理です。)

 

3.呼び込んだ顧客に信用&先物の取引をさせる。

それでも満足できない、刺激が足りない破天荒なあなたに信用取引をどうぞ。

業者により異なりますがZaifではレバレッジが7.77倍までかけれます。

つまり証拠金(担保金みたいなもの)13万円を元手に100万円相当まで購入可能。

やりましたね利益が7倍です!!

 

損失も7倍です。

あと手数料も7倍です。以下の手数料がかかるとのこと。

借入手数料 一日あたり貸出金額の0.039%

利益に対しての利益手数料0.7%

 

結論

マイナス手数料自体の取り組みは単なるお客様還元サービスではなく

顧客獲得マーケティング戦略の一環ととらえるのが正解のようです。

内容がかなり批判的に見えてしまったかもしれませんが、

Zaifの手数料体系は他の取引所と比して高いということは決してなく、

むしろ積極的にリスクをとった挑戦的で素晴らしい取り組みと感じています。

(単体では損でしかない取り組みですから。)

 

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0.19%の課金ユーザーから利益を得ているそうです

スマホゲームの収益の半分は全ユーザーのたった0.19%が支えていることが判明 - GIGAZINE

 

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悪いとは言いませんが、その下の細かい注意事項もしっかり見てください。

あれは金融機関が自分を守る為に書いてあるものです。

自分への自戒を込めて。

特に金融機関はそういう見た目の数字のこねくり回しが抜群に上手いです。

 

長々と読んでくださりありがとうございます。

ではでは。